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参院選2025 広島県 選挙予想(予想日:2025年7月18日)

参院選2025 広島県 選挙予想(予想日:2025年7月18日)
選挙区広島県
定員2
予想投票率48%
  • 2025年7月18日時点
  • 2025年7月10日時点
当選予想
自由民主党
西田 英範
(43歳)
予想獲得票数350,000票票
当選予想
立憲民主党
森本 真治
(52歳)
予想獲得票数330,000票票
予想
参政党
小石 美千代
(56歳)
予想獲得票数310,000票票
予想
日本共産党
高見 篤己
(73歳)
予想獲得票数60,000票票
予想
れいわ新選組
楾 大樹
(50歳)
予想獲得票数40,000票票
予想
無所属連合
谷本 誠一
(69歳)
予想獲得票数20,000票票
予想
NHK党
堤 美登里
(68歳)
予想獲得票数15,000票票
予想
無所属
玉田 憲勲
(67歳)
予想獲得票数10,000票票
予想
無所属
産原 稔文
(57歳)
予想獲得票数5,000票票
予想
無所属
上子 亨
(48歳)
予想獲得票数3,000票票

予想投票率

予想投票率:48%前後。**前回2019年の約44.7%を上回る見込み。政権交代への期待感や参政党・国民民主党など新興勢力の台頭により有権者の関心が高まっており、期日前投票数も前回比で約1.8ポイント増加している。石破政権への評価が低迷する中で投票意欲が上がっており、投票率は5割近くまで上昇すると予想する。

類似の投票率分析は全国選挙区の予想投票率比較でもまとめています。

石破政権への逆風と政権交代ムード

2025年7月現在、与党・自民党は石破茂政権の下で強い逆風にさらされている。石破内閣の支持率はわずか24%、不支持率は57%に達し、3年前の岸田政権時(支持率50%)に比べ大幅に低下している。自民党そのものの支持率も19%と急落し、前回参院選時(32%)から大幅に減少した。一方で野党や新興政党への期待が高まり、立憲民主党の支持率は7%、国民民主党は6%、参政党も5%と存在感を増している。これは石破政権の政策運営や旧来の自民党体質への批判が強まっている表れであり、有権者の間で「政権交代を望む声」がかつてなく高まっている状況だ。

このような政権与党への逆風は広島県選挙区にも直接影響している。広島では2019年参院選で当選した自民党候補(河井案里氏)が大規模買収事件で失職し、2021年の再選挙で野党統一候補が当選するという経緯があった。自民党本部ぐるみの買収スキャンダルの記憶は有権者に根強く、クリーンな政治への渇望と自民党離れを加速させている。今年の参院選でも、石破政権下の自民党に対する不満や不信感が依然として色濃く、「自民党にお灸を据えたい」という空気が漂っている。

広島選挙区では定数2に対し与野党含め10人が立候補し、与党側は公明党の推薦を受けた新人・西田英範氏(自民)が議席死守を目指す展開だ。しかし石破内閣の低支持率や相次ぐ物価高への不満から、従来の自民支持層や保守層にも離反の兆しが見られる。一部の自民支持層は投票先未定のままで、陣営も懸命に引き留めを図っている。広島県看護連盟など職域団体の組織票固めや、地元選出の岸田文雄前首相をはじめ大物の応援演説でテコ入れするものの、逆風を完全には打ち消せていない。石破政権への批判票が野党系や新興勢力に流れる展開となり、与党にとって厳しい情勢である。

野党現職と新興勢力:三つ巴の激戦

こうした中、野党側で先行するのが立憲民主党現職の森本真治氏である。森本氏は2019年参院選で当選し今回3選を目指すベテランで、野党共闘の要として知名度も高い。序盤の情勢調査では森本氏は立憲支持層の約8割を固め、無党派層からの支持でも自民の西田氏や参政党の小石氏を上回った。加えて前回再選挙で勝利した野党統一の流れを受け、共産党や社民党の支持者からも一定の支持を受けている。実際、共産党新人の高見篤己氏は党支持層の6割程度しか票を固められておらず、残りの共産支持層の一部が森本氏に流れていると分析されている。こうした幅広い支持を背景に、森本氏は当選圏内で堅調にリードを保つ展開だ。

一方、今回の選挙戦で“台風の目”となっているのが参政党新人の小石美千代氏である。小石氏は広島市出身で初挑戦ながら精力的な街頭活動とSNS発信で注目を集め、終盤情勢では自民・立憲の両候補を猛追し三つ巴の激戦を演出している。共同通信社の情勢調査によれば、西田氏と森本氏が先行する中で小石氏が激しく追い上げを見せ、トップ当選争いに食い込む勢いとなっている。特筆すべきは小石氏の支持層の特徴で、10代および30~50代の年代では西田氏・森本氏を上回る支持を獲得している。参政党の組織支持層の約9割を固めるとともに、無党派層や他党(特に国民民主党や日本維新の会)の支持層にも浸透している。これは既存政党に不満を持つ中間層・保守層の受け皿として参政党が機能していることを示す。実際、参政党は今年6月の東京都議選で初議席を獲得し、梅村みずほ参議院議員の入党など話題が続いたことで「勢いが加速した」との分析もある(X上の有志分析)。小石氏の街頭演説には子育て世代や若年層が足を止める姿が目立ち、ネット上でも「話を聞いてみたい」「既存政党にない熱意を感じる」といった声が広がっている。

さらに、国民民主党など他の新興勢力の存在感も無視できない。広島選挙区には国民民主党公認候補の擁立はないものの、同党への支持拡大は全国的な潮流として無党派層の動向に影響を及ぼしている。国民民主党は支持率6%と立憲民主党に迫る勢いを見せ、玉木雄一郎代表の訴えるガソリン減税などの現実路線が有権者の共感を得ている。こうした国民民主支持層の一部は、広島では森本氏ではなく小石氏や他の候補に流れる傾向が序盤調査で示唆され、立憲陣営にとっては警戒材料となっている。実際、森本陣営は国民民主党支持層への浸透が「2割台半ば」に留まっており、さらなる支持獲得に努めている。与党から離れた保守層・中道層の受け皿を巡り、立憲と参政党が水面下で競り合う構図だ。

SNS上での盛り上がりと世論の変化

今回の参院選は、従来にも増してSNS上のリアルタイムな盛り上がりが選挙戦に影響を与えている点が特徴的だ。特にX(旧Twitter)やYouTubeなどネット空間では、参政党や国民民主党に関する話題が大きな広がりを見せている。フジニュースネットワーク(FNN)の分析によれば、公示前1週間の政党動画再生回数は自民党が約1億3790万回で最多、参政党が約9451万回で第2位、国民民主党が約3190万回で第3位と、新興勢力の参政党・国民民主党が主要野党を上回る視聴数を記録した。SNS上で拡散されている選挙関連動画の傾向を見ると、政権与党に批判的な内容のものが総じて高い再生回数を稼ぐ傾向にあると指摘されている。実際、「政治への不満」や「変化を求める声」に訴える動画が次々とバズり、若者を中心に共有されている。このことは、ネット世論が現政権への批判と新勢力への期待で沸騰していることの表れだと言える。

詳細な政党別支持率の推移は政党別支持率の変遷データにまとめています。

参政党は元々ネット発信を得意とする政党であり、党首や候補者自らXでのライブ配信やYouTube動画で積極的に情報発信を行っている。今回候補の小石氏も連日自身の演説動画をSNSにアップし、再生回数を伸ばしている。国民民主党もまた「国民民主党2025 CM」などポップな公式動画が評価され、ネット上での支持拡大に一役買っている。こうしたSNS上の盛り上がりはテレビや新聞にも取り上げられ、相乗効果で参政党への関心が一層高まっている。毎日新聞のネット検索分析でも「主要政党の中で参政党への関心が突出している」ことが明らかになったと報じられており、まさに参政党はネットで話題性トップクラスの“トレンド政党”となっている。このネット人気は直接票に結びつくか慎重な見方もあるものの、少なくとも無党派層や若年層の一部を動かしつつあるのは確かだ。現に小石氏は「SNSで見て応援したくなった」という新規ボランティアに支えられ、街頭演説でも聴衆とのセルフィー撮影やライブ配信で注目を集めるなど、従来型の選挙とは異なる熱気を生み出している。

他方、SNSの情報洪水には玉石混交の側面もあり、野党系候補にはデマや中傷も飛び交うリスクがある。選挙終盤には事実関係を欠く投稿が拡散されるケースもあったと報じられており、各陣営とも迅速なファクトチェックで対処している。とはいえ総じて今回は「ネット発・市民参加型」の選挙戦となっており、その中心に参政党や国民民主党といった新興勢力がいることは選挙情勢分析上見逃せないポイントである。

広島県選挙区の情勢総括と当選予想

以上の情勢を踏まえると、広島選挙区(改選数2)は自民・立憲・参政党の三つ巴の戦いとなっているが、現時点で僅差ながらリードしている西田英範氏(自民)と森本真治氏(立憲)の現職・与野党一騎打ちコンビが逃げ切る可能性が高いと考えられる。西田氏は自民党公認・公明党推薦の強みで組織票を固めており、自民支持層の6割強、公明支持層の5割程度を確保している。終盤にかけて残る自民支持層の取り込みや無党派層への浸透を図り、僅差でトップ当選圏を維持する展開が予想される。森本氏は野党共闘の中心として知名度と実績があり、立憲・社民・旧国民勢など幅広い支持基盤を持つ強みがある。共産候補との競合はあるものの、その共産支持層の一部も取り込んで支持を上乗せしており、参政党の台頭による票割れを最小限に抑えれば2位当選圏を守るだろう。

他の注目候補の選挙戦略については最新の候補者情勢分析記事をご覧ください。

最大の焦点は参政党の小石氏がこの二強の一角を崩せるかどうかだ。情勢調査では「激しく追い上げ」の表現どおり当選圏に肉薄しており、終盤の追い込み次第では逆転も全く不可能ではない。とりわけ、浮動票の動向と投票率が鍵となる。前述のように期日前投票の増加やSNS上の盛り上がりから推測すると、当日投票率は前回を上回る可能性が高い。有権者の関心が高まり母数が増えれば、新興勢力に追い風が吹く傾向がある。小石陣営は「勝負は当日」と位置づけ、投票日に向けて支持拡大を呼びかけている。一方の森本陣営も危機感を強め、組織票の引き締めと「あの河井事件を忘れない」という訴えで無党派層に最後のアピールを続けている。終盤情勢の分析では、森本氏と小石氏はほぼ横一線との見方もあるが、最終盤で共産票や消極的与党離れ票の一部が「勝ち目の高い候補」たる森本氏に流れる可能性が高く、わずかな差で森本氏が逃げ切ると当選予想する。

以上の理由から、本予想では西田英範氏と森本真治氏の当選を有力視した。とはいえ三番手の小石美千代氏も得票30万票台半ばに迫る健闘を示すとみられ、得票数ランキング上は僅差の3位につけるだろう(表参照)。広島選挙区の戦いは、石破政権への審判、そして新興勢力の台頭という全国的潮流が凝縮された構図となっている。この構図自体が既に自民党への逆風を物語っており、仮に西田氏がトップ当選しても安心はできない状況だ。今回、野党勢力が議席を1つ死守し、もう1つの議席も新勢力が脅かす展開になれば、広島のみならず全国で「自民離れ」が顕在化した証左となる。逆に参政党が及ばず自民・立憲で決着した場合でも、その票差次第では政権与党への不満の大きさを測るバロメーターとなるだろう。いずれにせよ、石破首相体制下で初の大型国政選挙となる今回の結果は、今後の政局を占う上でも極めて重要であり、広島の2議席行方から目が離せない。

広島以外の選挙区情勢は全国選挙区別の2025年参院選予想もあわせてご覧ください。

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