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参院選2025 熊本県 選挙予想(予想日:2025年7月10日)

参院選2025 熊本県 選挙予想(予想日:2025年7月10日)
選挙区熊本県
定員1
予想投票率50%
  • 2025年7月19日時点
  • 2025年7月10日時点
当選予想
自由民主党
馬場 せいし
(60歳)
予想獲得票数370,000票
予想
立憲民主党
かまた さとる
(60歳)
予想獲得票数300,000票
予想
参政党
山口 誠太郎
(36歳)
予想獲得票数50,000票
予想
NHK党
立花 勝樹
(57歳)
予想獲得票数10,000票

2025年参院選・熊本県選挙区の情勢を最新データとともに分析します。
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2025年参院選熊本県選挙区は、自民現職の馬場成志氏が優位を守り3選濃厚。野党統一の鎌田聡氏が追う構図。参政党新人の山口誠太郎氏はSNSを駆使して支持拡大を図るが当選圏に届かず、投票率は前回並みの見込み。

投票率予測

約50%。前回2019年の熊本県選挙区投票率は47.23%と過去最低で、2022年も49.12%に留まりました。今回は与野党一騎打ちに近い構図で有権者の関心はやや高まるものの、支持基盤固い与党優勢の情勢では劇的な伸びは見込みにくく、前回並みか僅かな上昇程度の約50%程度と予想されます。

与党現職・馬場成志氏が優位:強固な組織戦と知名度

熊本県選挙区(改選数1)では、自由民主党現職の 馬場成志氏(ばば・せいし) が他候補に対し優位な情勢です。馬場氏は参院議員2期目で元総務副大臣を務めた実績を持ち、地元での知名度と信頼が高い現職候補です。公示時の報道でも「自民現職・馬場氏やや優勢、立憲新顔・鎌田氏が追う」と序盤情勢が伝えられており、現職として一歩リードする展開になっています。

馬場氏優勢の背景には、与党候補ならではの 組織戦の強さ があります。馬場氏は自民党県連副会長など要職を歴任し、県内の保守基盤を固めてきました。選挙戦でも「党所属の国会議員や県議、市町村長らの組織戦」を全面に展開し、自民党支持層に公明党支持層も加えた盤石の支援体制を敷いています。公明党も馬場氏を推薦しており、自民・公明の与党協力で確実な票固めを図っています。

また熊本県は伝統的に保守王国とされ、現在、衆参の県内選挙区はすべて自民党が議席を独占しています。馬場氏自身も2013年初当選以来、県選挙区の参院議席を守ってきました。直近の2019年参院選熊本選挙区でも、馬場氏(当時54歳)が約37万9223票(得票率56.40%)を獲得して当選し、次点の無所属候補に約11万票差をつける圧勝でした。このような 与党優位の地盤 と自身の実績により、馬場氏は今回も「3選」への盤石な態勢を築いているといえます。

馬場氏の主張も、地元経済の発展や政府与党の安定を強調する内容で、熊本への半導体関連企業(TSMCなど)の誘致による地域活性化策を前面に打ち出しています。「インフラ整備を進めるためにも自公政権による政治の安定が必要」と述べ、政権与党の一員として地元の利益を着実に実現する役割を訴えています。物価高対策に関しては岸田政権が進める現金給付策を支持しつつ、生産者支援など地方目線の対策に取り組む姿勢です。実際、馬場氏は公示日には地元神社で第一声を上げ、「相手に追いつかれないよう必死で走り抜く。必ず勝利をいただく」と必勝を誓いました。地元選出の国会議員や県内首長も顔を揃え、50人規模で士気を高めた様子からも、陣営の総力戦体制が窺えます。

以上の状況から、馬場氏は終始優位を保ち、当選濃厚 と見るのが妥当でしょう。序盤情勢で「やや優勢」とされた差を最終盤まで維持または広げる可能性が高く、予想獲得票数も約37万票とトップになると見込まれます。

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野党統一・鎌田聡氏の挑戦:保守独占打破へ広範な支援

対する野党側では、立憲民主党新人の 鎌田聡氏(かまた・さとる) が事実上の統一候補として馬場氏に挑んでいます。鎌田氏はNTT労組出身で県議を7期務めたベテラン地方政治家であり、立憲民主党熊本県連の代表です。今回、旧民主党系のみならず共産・社民・国民民主まで含む幅広い野党勢力の支援を受けており、「自民が独占する熊本の議席に風穴を開ける」と訴える姿勢です。

鎌田氏陣営には、連合熊本(労働組合の地方組織)や国民民主党県連も加わり、組織戦で与党に対抗しています。社民党は鎌田氏を正式に推薦し、日本共産党も候補擁立を見送り実質支援に回るなど、野党票の集約 が図られています。公示直後の出発式には連合や野党各党の関係者が集結し、「負けるわけにはいかない、勝たなければならない戦い」と気勢を上げました。岡田克也前幹事長ら立憲の全国区の応援弁士も駆けつけ、知名度向上に努めています。

政策面では、鎌田氏は物価高への現政権の対応を「選挙目当ての場当たり的な現金配布だ」と批判し、消費税減税など恒久的な暮らし支援策の必要性を強調します。また熊本地震からの復興や人口減少対策にも触れ、「多様な声を国会に届け、政策に反映させる」と野党として地域の声を代弁する決意を示しています。「政治とカネ」の問題など与党議員の不祥事に言及し、クリーンな政治への転換も訴えることで無党派層の支持獲得を狙っています。

鎌田氏の選挙戦略は、労組票・支持政党票の固めに加え、無党派層への浸透です。SNSにも選挙用アカウントを開設して情報発信を始めていますが、馬場氏陣営に比べるとネットでの存在感は大きくありません。むしろ地元各地で精力的に街頭演説や個人演説会を重ね、人脈と組織をフル動員して支持拡大を図っています。熊本市など都市部に加え、地方部でも票を積み上げられるかが課題で、特に馬場氏の地盤である保守層の厚い郡部でどこまで食い込めるかが勝敗を左右します。

情勢調査では鎌田氏は先行する馬場氏を追う展開とされていますが、野党票が一本化されたことで前回2019年の野党系候補(無所属・阿部広美氏)が得た約26万2664票(39.06%)を上回る可能性があります。実際、熊本では2019年参院選で共産党候補も不在だったため、当時から野党共闘は成立していましたが、今回は政党間の組織的な協力体制がより明確です。鎌田氏が終盤までに無党派層をどれだけ取り込めるか次第では、馬場氏に肉薄する展開も考えられます。

とはいえ、現状では馬場氏優勢の構図は崩れておらず、鎌田氏の当選確率は高くないと予想されます。得票予想は約30万票前後で、善戦するものの届かず惜敗(落選)という結果が見込まれます。ただし野党側は次期衆院選も視野に、熊本での支持基盤拡大を図る意義も大きく、鎌田氏の得票動向は今後の熊本県政界に影響を与える可能性があります。

全国的な政党支持の流れを知りたい方は
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新興勢力・山口誠太郎氏:参政党のSNS戦略と影響

今回の選挙戦には、既成政党以外の 新興勢力 として参政党公認新人の 山口誠太郎氏(やまぐち・せいたろう) も加わっています。山口氏は36歳と若く、税理士事務所職員・障がい者福祉会社役員という異色の経歴を持つ新人候補です。参政党は2022年の参院選で台頭した保守系の新党で、山口氏は党熊本県支部の国政改革委員などを務めてきました。

山口氏の主張は参政党らしく現政権への強い批判と大胆な改革案が特徴です。具体的には「減税で希望が持てる未来を」と掲げ、消費税の段階的廃止 や社会保険料見直しによる国民負担軽減を訴えています。一方で「選択的夫婦別姓の反対」や伝統的家族観の尊重など保守色の強い主張も含まれており、与野党いずれにも不満を抱く層や保守層の一部にアピールしています。「日本人ファースト」をスローガンに掲げ、海外へのばらまきより国内の弱者救済を優先せよと唱えるメッセージは、保守的な有権者や政治不信層の関心を引いています。

選挙戦術として山口氏は若さを活かし、SNS(交流サイト)と街頭演説を中心に支持拡大を図る 戦略をとっています。Twitter(X)やInstagramで日々政策や活動を発信し、オンライン上で支持者との対話を重ねています。実際、参政党はインターネット上での発信力に定評があり、山口氏自身もInstagramで選挙公示前にフォロワー数を300人から短期間で倍増させるなど注目を集めました。Twitterでも選対や支持者がハッシュタグ「#山口誠太郎」を使い情報拡散を図っており、「参政党支持率県別No.1の熊本」と熊本での支持の高さをアピールする声も上がっています。参政党公式も熊本に力を入れており、5月には党熊本支部連合会が「熊本選挙区では山口誠太郎、比例は参政党に投票を」とSNS呼びかけを行いました。こうしたネット上の盛り上がりは、従来政治に関心の薄かった層や若年層にリーチしているとみられます。

もっとも、山口氏が実際に獲得できる票は限られると予想されます。参政党は前回参院選(比例区)で全国得票4.5%を得て議席獲得しましたが、熊本県内での組織基盤はまだ小さく、支部による草の根活動も始まったばかりです。選挙区で勝利するには浸透不足で、山口氏自身「既存政党を支持しない層の受け皿」を目指すと述べていますが、現時点で支持“層”と呼べるほどの大きな塊を形成できているかは疑問です。むしろ参政党候補の存在は、保守票・無党派票の一部を分散させる スプリンター(票割れ要因) として作用する可能性があります。

具体的には、与党に不満だが野党にも消極的な層の受け皿となり、一部票を掘り起こすでしょう。2019年参院選熊本では諸派候補が約3万票(4.5%)を得ましたが、今回は参政党とNHK党の2人にそれが分散するとみられます。山口氏の予想得票は約5万票程度、得票率にして数%台後半と予想され、当選圏には遠く及ばない見込みです。選挙終盤には党の神谷宗幣幹事長らが熊本入りしテコ入れを図る可能性もありますが、大勢に影響を与えるまでには至らないでしょう。

NHK党・立花勝樹氏:訴求点限定の泡沫候補

もう一人の候補、政治団体「NHK党」新人の 立花勝樹氏(たちばな・まさき) も今回立候補しています。NHK党(旧称NHKから国民を守る党)は国政政党ではあるものの支持率は低迷しており、立花氏はいわゆる 諸派候補 の位置づけです。57歳の会社員で、知名度は他候補と比べて低く、選挙戦でも大きな集会などは行わずひっそりとした戦いとなっています。

立花氏は党首・立花孝志氏(同姓だが別人)の呼びかけ動画を見て立候補を決意した経緯があり、「政治に一石を投じたい」という思いから名乗りを上げたと報じられています。主張の柱は「政治は弱い人たちのためにあるべき」との信念で、障がい者やシングルマザーなど社会的弱者への支援拡充を掲げています。また「お金がない中で海外にばらまくのはおかしい。そのお金を子どもや弱者に使うべきだ」と述べ、財政支出の優先順位を問い直す持論を展開しています。訴える政策だけ見ると福祉重視で野党寄りにも映りますが、立花氏の場合は政見放送など限定的な露出にとどまり、有権者へのリーチは極めて限られています。

NHK党の選挙戦術は全国の選挙区に候補を立てて政見放送枠を確保し、比例区得票を少しでも上乗せすることにあります。立花氏も熊本選挙区での当選自体は狙っておらず、「政見放送を軸に主張を広げる狙い」で党の存在感アピールに徹しています。実際、公示日の第一声でも奇抜なパフォーマンス(熊本弁の「バッテン(×印)」を掲げるなど)で注目を引こうとしましたが、街頭聴衆はごく僅かで報道露出も限定的です。

過去の例を見ると、2019年参院選熊本選挙区で諸派から立候補した候補(NHK党ではなく幸福実現党所属)が4%台の得票を得ましたが、今回は参政党という受け皿が登場した分、立花氏への票はさらに細る可能性があります。予想得票数は1万前後、得票率にして1~2%程度と見られ、当選はおろか供託金没収ライン(得票率10%以上)にも遠く及ばないでしょう。

総合評価と予想される結果

以上の情勢を踏まえると、熊本県選挙区では 与党現職の馬場成志氏が終始リードを保ち逃げ切る 可能性が高いと判断されます。序盤情勢では馬場氏「やや優勢」ですが、中盤以降も与党陣営は閣僚経験者や岸田前首相の来援などてこ入れを図り、組織票の引き締めと浮動票の取り込みに努めています。野党統一候補の鎌田氏も猛追していますが、現時点の勢いでは及ばず惜敗の公算が大きいでしょう。

具体的な票予測としては、馬場氏が約37万票前後(得票率およそ50%強)を獲得し当選、鎌田氏は30万票前後(同40%台前半)で次点、山口氏は5万票前後(同数%台)、立花氏は1万票程度(同1%台)に留まると見込まれます。馬場氏と鎌田氏の得票差は数万票規模と予想され、前回2019年ほどの大差ではないにせよ決定的な開きが生じるでしょう。野党票結集により鎌田氏の得票率は前回野党候補の約39%からやや上積みが期待されますが、参政党の台頭で無党派票が分散することや、依然として保守基盤が厚いことを考慮すると逆転は難しいと判断します。

投票率については、前述のように前回並みかやや上昇の 約50%程度 と予想します。接戦ムードが高まれば有権者の関心も向上し得ますが、熊本では依然与党優勢と見られるため、大きな盛り上がりには欠ける可能性があります。期日前投票の動向なども注視されますが、現時点では有権者の投票行動が劇的に変化する兆候は見られません。

以上より、本選挙区の当選予想は 馬場成志氏 です(当選予想)。鎌田氏以下他の候補3名は残念ながら及ばない見込み(落選予想)となります。熊本における与野党対決は引き続き与党が制する結果となりそうですが、野党共闘の得票増や参政党の健闘度合い次第では、票の掘り起こし状況が注目されます。結果如何では、今後の熊本県内政党支持率の推移にも変化が生じる可能性があり、本選挙戦の意義は決して小さくないでしょう。

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