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参院選2025 熊本県 選挙予想(予想日:2025年7月19日)

参院選2025 熊本県 選挙予想(予想日:2025年7月19日)
選挙区熊本県
定員1
予想投票率50%
  • 2025年7月19日時点
  • 2025年7月10日時点
当選予想
自由民主党
馬場 成志(ばば せいし)
(60歳)
予想獲得票数370,000票
予想
立憲民主党
鎌田 聡(かまた さとる)
(60歳)
予想獲得票数300,000票
予想
参政党
山口 誠太郎(やまぐち せいたろう)
(36歳)
予想獲得票数50,000票
予想
NHK党
立花 勝樹(たちばな まさき)
(57歳)
予想獲得票数10,000票

熊本県の予想投票率:約50%

前回2019年49.12%。投票日が3連休の中日である点は投票率低下要因ですが、与野党対決の構図が有権者の関心を高める効果もあり、結果的に前回並みか僅かな上昇に留まる見込みです。各陣営も期日前投票の呼びかけに力を入れており、特に接戦が伝えられる今回は「期日前でどれだけ票を伸ばせるかが勝負。投票率は50%に達してほしい」とも語られています。実際、公示後10日間の期日前投票者数は有権者の約11.9%(17万411人)に上り、各陣営の危機感と動員策がうかがえます。

与党現職・馬場成志氏が優位を堅持

熊本県選挙区(改選数1)は、自民党現職の馬場成志氏(60)が他候補をリードする情勢です。馬場氏は参院議員2期目で総務副大臣などを歴任した実績があり、地元熊本での知名度と信頼も高い保守系ベテラン候補です。公示前の報道でも「自民現職・馬場氏やや優勢、立憲新顔・鎌田氏が追う」と序盤情勢が伝えられており、当初より一歩リードした展開となっています。選挙戦終盤に入ってもその優位は概ね維持されており、“3選”に向け当選濃厚との予想が有力です。

馬場氏優勢の背景には、与党候補ならではの強固な組織戦があります。馬場氏は自民党県連副会長など要職を歴任し、長年にわたり県内保守基盤を固めてきました。今回の選挙戦でも党所属の国会議員・県議・首長らが総力支援に当たり、自民党支持層はもとより連立を組む公明党支持層まで取り込む盤石の支援体制を構築しています。公明党からも公式推薦を受けており、自公与党の組織票をフル動員できる強みがあります。実際、熊本県は伝統的に「保守王国」と称されるほど与党支持が厚く、現在熊本県内の衆参全議席を自民党が独占しています。馬場氏自身も2013年の初当選以来この選挙区の議席を守り続けており、前回2019年参院選では約37万票(得票率56.40%)を獲得して野党候補に約11万票差をつける圧勝劇を演じました。こうした盤石な地盤と実績に支えられ、今回も馬場氏陣営は「必勝」を合言葉に序盤から有利な戦いを展開しています。

選挙戦術の面でも、馬場氏陣営は組織力と発信力の両面で攻勢をかけました。陣営はLINE公式アカウントを活用して支持者を拡大し、集会会場にQRコードを掲示して登録を呼びかける工夫も行いました。遊説日程や政策メッセージを日々LINEで配信し、インターネット上でも支持固めを図っています。また、岸田文雄前首相(自民党総裁)や上川陽子前外相ら党幹部が相次ぎ熊本入りし応援演説を実施。馬場氏は各地でマイクを握り、「この戦い、まさかこんなに心配をかける戦況になるとは思っていなかった」と危機感をあおりつつ、「インフラ整備のためにも安定政権が必要」と与党の実績と安定感を強調しました。物価高対策では岸田政権による現金給付策を支持し、半導体企業誘致による地域活性化など地元利益を訴えるなど、与党候補としてのメリットを前面に出しています。公示日には神社で必勝を祈願し「最後まで気を緩めず走り抜く」と決意表明。初日から50人規模の陣営集会で士気を高めるなど、総力戦で逃げ切りを図りました。

以上の状況から、馬場氏は終始優位を保ち当選圏を守る可能性が高いと分析されます。序盤情勢で「やや優勢」とされた差は最終盤でも大きくは崩れず、野党候補の猛追を受けつつも組織票の厚みで振り切る展開が有力です。予想獲得票数は約37万票とトップを維持し、得票率でも5割前後を確保する見通しです。もっとも、前回のような大差には至らず、勝利しても数万票規模の差に縮まる可能性があります。自民党県連も情勢悪化を受け7月15日に緊急選対会議を開くなど引き締めに動いており、「必ず勝ち抜く覚悟」を全員で固めています。こうした危機感はありますが、総合的に見て馬場氏の当選は濃厚と判断されます。

野党統一・鎌田聡氏の猛追:保守独占打破へ広がる支援

対する野党側では、立憲民主党新人の鎌田聡氏(60)が事実上の統一候補として馬場氏に挑んでいます。鎌田氏はNTT労組出身で熊本県議を7期務めたベテラン政治家です。長年の地方議員経験から県内各地に太い人脈と知名度を持ち、保守王国熊本で野党勢力の結集役として期待されています。かつて民主党系が熊本で議席を得たのは2007年まで遡るため、18年ぶりの野党奪還を掲げた挑戦となりました。

鎌田氏擁立にあたっては、立憲民主党県連が他野党との調整を進め、共産党なども独自候補を立てず鎌田氏支持に回る形で“野党共闘”が実現しました。選挙戦では連合熊本など労組勢力や旧民主党系支持層に加え、保守層からも知名度のある鎌田氏個人を評価する無党派層の票獲得も狙っています。序盤こそ馬場氏にリードを許しましたが、終盤情勢は競り合いとの報道も出るほど追い上げを見せています。実際、JNNの情勢調査でも「熊本選挙区は大激戦」と報じられ、鎌田氏自身「やっと現職に追いつきつつある」と手応えを語りました。この接戦情報を受けて、立憲民主党本部もテコ入れを強化。野田佳彦代表が公示前から3度熊本入りし、辻元清美代表代行も最終盤に応援に駆けつけるなど、党幹部が総力支援で陣営を鼓舞しています。「一票一揆だ。熊本が変われば九州全体の1人区で勝てる」と野田代表が訴えると、集まった支援者から大きな拍手が起こりました。鎌田氏陣営はこうした応援演説や地元有志の支援拡大をSNSにも投稿し、「接戦である」雰囲気を拡散する戦略も取っています。インスタグラムやフェイスブックなど複数の媒体で日々活動報告を発信し、リンク集サイトまで作成して若者層にもリーチする工夫を凝らしています。党本部から派遣されたSNS担当者のアドバイスを受けつつ、デジタル戦術でも劣勢挽回を図っています。

政策面では、鎌田氏は物価高や地方経済の停滞に対し「生活者目線の政治へ転換を」と訴求しています。具体的には年金生活者や子育て世帯への現金給付、最低賃金の引き上げ、地方創生に向けた交通インフラ整備などを公約に掲げ、現政権との違いを鮮明にしました。また「熊本に新しい選択肢を」と強調し、自民党による長期支配への批判票の受け皿になることを目指しています。野党統一候補ゆえ革新色を前面に出しすぎず、保守層にも訴えられる穏健な人柄と実績をアピールしている点も特徴です。選挙戦最終盤には支持団体だけでなく幅広い無党派層への浸透を図り、「あと一歩で逆転できる」として陣営一丸で追い込みをかけています。

こうした奮闘により、鎌田氏の得票は前回野党候補(2019年・阿部広美容氏の約26万票)を上回る約30万票台に達する見込みです。得票率でも前回の39.06%から40%台前半へ伸ばすと予想されます。ただし、当選ラインにあと一歩届かない可能性が高いと見られます。参政党の台頭で無党派票が一部分散することや、依然として保守基盤が厚いことを考慮すると、最後まで僅差に詰め寄っても逆転勝利は容易ではない情勢です。馬場氏との差は数万票程度つくとの予測もあり、熊本で続く保守独占体制打破の壁はなお高いと言えるでしょう。それでも鎌田氏陣営の戦いぶりは野党勢力に大きな爪痕を残し、熊本での今後の政治勢力図に影響を与える可能性があります。

参政党・山口誠太郎氏の躍進と限界

今回の熊本選挙区には、新興勢力として参政党公認の新人・山口誠太郎氏(36)も立候補しています。山口氏は36歳と若く、税理士事務所職員や障害者福祉事業会社役員という異色の経歴を持つ新人候補です。参政党は保守系の新党として2022年の参院選比例で台頭し、全国で4.5%の得票を得て議席獲得したことで注目されました。山口氏自身、参政党熊本県支部の国政改革委員を務めるなど地方組織の立ち上げに関与してきました。熊本で参政党公認候補が立つのは初めてであり、「既存政党を支持しない層の新たな受け皿になる」ことを目指しています。

山口氏の主張は、参政党らしく現政権への痛烈な批判と大胆な改革案が特徴です。スローガンに「日本人ファースト」を掲げ、「税金を取るのではなく国民に返せ」というメッセージのもと消費税の段階的廃止や社会保険料見直しによる減税策を訴えています。同時に「選択的夫婦別姓に反対」「伝統的家族観を守る」といった保守色の強い主張も掲げており、与野党どちらにも不満を抱く層や保守層の一部にアピールしています。海外への過剰な資金提供より国内の弱者救済を優先せよとの訴えも、政治不信層の関心を引く内容です。こうした既成勢力へのアンチテーゼを明確に打ち出す戦略で、無党派層や若年層からの支持拡大を狙いました。

選挙戦術の面では、山口氏は**「SNSと街頭」で支持を開拓する戦略をとっています。Twitter(X)やInstagramで日々政策や活動報告を発信し、オンライン上で支持者と積極的に交流しました。参政党はもともとネット発信力に定評があり、山口氏自身も公示前にInstagramフォロワー数を300人から短期間で倍増させるなど注目を集めています。Twitterでも選対スタッフや支持者がハッシュタグ「#山口誠太郎」を用いて情報拡散を図り、「参政党支持率県別No.1は熊本」といった声で地元の盛り上がりをアピールしました。党幹部の神谷宗幣事務局長(幹事長代行)も熊本入りして街頭演説を行い、その様子は支持者によって撮影・拡散されSNS上で大きく取り上げられました。こうしたネット上の熱量**は他候補と比べ目立っており、「声なき声が今、熊本で声を上げている」と県支部長が勢いを語るほどです。

しかしながら、山口氏が実際に得票できる数は限定的と予想されます。参政党の熊本県内組織はまだ小さく、草の根の地盤固めは始まったばかりです。若者を中心にオンライン上の支持は広がっているものの、投票行動に結びつく絶対数には限りがあります。むしろ参政党候補の存在は「保守票・無党派票の一部を分散させる要因(スプリンター)」として作用し、主要候補同士の票差に影響を与える可能性があります。実際、山口氏の得票は数万票規模(予想約5万票)にとどまり、得票率でも数%台後半程度と見込まれています。これは当選ラインには遠く及ばない水準であり、現時点で議席獲得は厳しい情勢です。選挙戦終盤には参政党の神谷幹事長らが再度熊本入りしテコ入れを図る可能性もありますが、大勢を覆すまでには至らないでしょう。それでも、山口氏の健闘により馬場・鎌田両氏の票差が縮まる局面も考えられ、今後の熊本県政界における参政党の存在感向上という点では大きな一歩となる選挙戦と評価できます。

NHK党・立花勝樹氏:話題作りに徹する泡沫候補

4人目の候補であるNHK党公認・立花勝樹氏(57)は、支持拡大よりも自身の主張発信と話題作りに重点を置いた「泡沫候補」と位置付けられます。立花氏は大阪市出身の不動産会社社員で、今回が初の国政選挙挑戦です。NHK党(政治家女子48党から改称)は従来から奇抜な選挙戦術で注目を集めてきましたが、立花氏も例に漏れず独自のパフォーマンスを展開しました。政見放送では熊本弁の「ばってん(=しかし)」という言葉に合わせてバツ印「✕」をジェスチャーするユニークな演出を披露し、「面白い」「謎すぎる」などとSNS上で一時話題になりました。これは「NHK受信料問題ばってん!(反対)」という同党ならではのメッセージをアピールする狙いで、YouTube等での拡散も期待した動きです。立花氏自身、「シングルマザーを含め困っている人を救いたい思いで参加した」と立候補の動機を語っていますが、政策主張は福祉の拡充やひとり親支援など一般的なもので目新しさはありません。選挙区情勢にも大きな影響を与えておらず、主要候補の当落を左右する存在とは見られていません。

立花氏の得票見込みは1万票程度(得票率1%前後)とされます。これはNHK党系候補としては通常規模の票数で、2019年熊本選挙区で最下位だった諸派候補(約3万票、得票率4.54%)と比べても下回る水準です。今回は参政党という新たな抗議票の受け皿が登場したことで、NHK党候補に流れる票はより細少になる可能性があります。実際、熊本日日新聞の情勢分析でも「保守票と無党派票が参政党とNHK党の2人に分散する見込み」とされており、立花氏はその一角を占めるに過ぎません。したがって、立花氏が当選圏に食い込む可能性は皆無であり、選挙戦全体への影響もごく限定的でしょう。ただ、NHK党特有のアピール戦術で一定の注目を集め、「若い人たちが政治に興味を抱いてくれれば」と語る立花氏の狙いは一定の成果を上げたと言えるかもしれません。

当落予測まとめ

以上を踏まえ、参院選2025熊本県選挙区の当選予想は現職・馬場成志氏(自民)です。野党統一の鎌田氏も肉薄するものの及ばず、馬場氏が約37万票を獲得して逃げ切ると予測します。鎌田氏は約30万票台前半で次点、善戦するも届かない見込みです。参政党の山口氏は5万票前後に留まり、NHK党・立花氏は1万票程度と予想されます。投票率も約50%と前回並みが見込まれ、熊本の議席は今回も与党が守る可能性が高いでしょう。

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