選挙区三重県
定員1
予想投票率53
当選予想
立憲民主党
(64歳)
予想獲得票数340,000
予想
自由民主党
(51歳)
予想獲得票数320,000
予想
参政党
(45歳)
予想獲得票数120,000
予想
NHK党
橋本 博幸
(42歳)
予想獲得票数20,000

2025年参院選・三重県選挙区の情勢を、候補者や政党の動向をもとに詳しく予測します。
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三重県参院選2025 投票率予想

予想投票率:約53%

根拠:前回2019年参院選の三重県選挙区投票率は51.69%で、直近(おそらく2016年)の59.75%から低下しました。今回は改選数1の激戦区となり、与野党一騎打ちに加え新興政党候補の台頭で有権者の関心が高まっています。特に「自民が死守か、野党が奪還か」と注目される構図や序盤情勢で野党候補優勢との報道が、有権者の投票意欲を押し上げる可能性があります。一方、全国的には投票率横ばい予測(AI予測では48.3%で19年並み)もあり、大幅上昇は見込みにくい状況です。以上から、前回比で数ポイント上昇し約53%程度と予想します(有権者数約150万人中、およそ80万票前後の投票を想定)。

東海・近畿エリアでは、以下の選挙区も注目を集めています。
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選挙予想の根拠

本予想は、最新の情勢調査や報道、各候補者の活動状況、社会的背景を総合的に分析した結果です。SNS動向から世論調査過去の投票実績候補者の知名度・支持基盤政党の勢いまで、多角的に検討しました。以下、詳細な根拠を項目別に解説します。

世論調査と情勢分析:序盤情勢は野党候補がリード

参院選公示直後の各社世論調査では、三重県選挙区は野党統一候補の小島とも子氏(立憲民主党新人)が一歩リードという結果が報じられました。朝日新聞の序盤情勢調査(7月3~4日実施)では「立憲新顔が一歩リード、自民、参政の2氏懸命に追う」とされ、小島氏が先行、吉川ゆうみ氏(自民現職)と難波聖子氏(参政党新人)が追う展開です。これは、自民現職の吉川氏がわずかに後れを取り、新興の参政党・難波氏も一定の支持を集めていることを示唆しています。

実際、毎日新聞の特別世論調査(三重版、7月5~6日)でも小島氏優勢・吉川氏追うと伝えられ、回答者の約半数が投票先未定という流動的な情勢でした。同調査によれば*「支持政党は自民が20%で最も高く、立憲が12%と続いた。…参政党は2%」*程度で、無党派層が非常に多い状況です。これは与党候補に固定票があるものの、野党候補が無党派層の支持を獲得して僅差でリードしていることを意味します。また、参政党の支持率自体は低くとも、与党支持層の一部が難波氏に流れている可能性があり(参政党の台頭が与党苦戦の一因)、これが三つ巴の構図を生んでいます。

全国的に見ても、今回の参院選32の1人区のうち与党自民党が「優勢」と言えるのは9選挙区のみで、16選挙区では野党系候補がリードするとの分析もあります。三重県もそうした野党優勢区の一つに数えられ、与党にとっては防戦の様相です。JNNやFNNなど他メディアの情勢分析でも、自民過半数維持が微妙で1人区で苦戦との報道があり、三重でも終盤まで接戦が予想されます。

過去の投票結果と歴史:民主王国から一転、自民優勢の流れ

三重県はかつて「民主王国」と呼ばれたほど旧民主党系が強い地盤でした。2000年代~2010年代初頭までは参院選でも民主党系候補が優勢でしたが、12年前(2013年頃)に自民党がこの牙城を崩して以降、勢力図が塗り替えられました。実際、前回2019年参院選(三重県選挙区)では自民新人だった吉川ゆうみ氏が379,339票を獲得し、野党系無所属候補の吉野正英氏(当時野党統一)も334,353票と肉薄しました。最終的に吉川氏が約4.5万票差で競り勝ったものの、野党も健闘しており、当時から接戦区でした。またNHK党(旧N国党)の候補が約4万票を得ており、一部の抗議票・浮動票の存在も見られました。

その後も三重県では2019年参院選や直近の衆院選でも、自民と立憲を中心とした与野党伯仲の状況が続いています。吉川氏は今回3選目を目指す現職ですが、自民党内の派閥裏金問題への関与報道などにより「逆風がやまない中で議席死守なるか」が焦点とされています。一方の小島氏は元中学校教員・県議という経歴で、野党が事実上一本化して支援する候補です。過去の投票動向から見れば、野党統一候補が保守王国化した三重で勝利するには無党派層の大きな支持と与党支持層からの切り崩しが必要ですが、序盤調査ではまさにそのシナリオが現実味を帯びています。

各候補者の訴えと支持基盤

  • 吉川 ゆうみ(自民党現職、51歳): 地元桑名市出身の現職参院議員で、自民党女性局長など要職も歴任。インフラ整備や地域企業の活性化に実績を強調し、「特に北勢地域のインフラ整備遅れが三重全体の発展に支障をもたらす。これを何とかしないと」と主張しています。保守層・自民支持層を固める力は依然強く、序盤の情勢では支持政党「自民20%」の票の大半を吉川氏が握っていると見られます。しかし、前述の派閥マネースキャンダル報道によるイメージダウンや、長期政権への一部反発が逆風です。支持基盤固めのため、岸田文雄首相や高市早苗氏など党幹部が応援に入り、「不祥事に厳しい目が注がれる中でも正念場を乗り切れ」と奮起を促す場面もありました(高市氏は「数ある不祥事に私も怒っているが、覚悟を決めて戦って」と檄)。吉川氏の強みは組織戦と知名度ですが、今回は新興勢力参政党の台頭で保守票の一部が流出するリスクに直面しています。
  • 小島 とも子(立憲民主党新人、64歳): 三重県多気郡出身。県立高校教師や桑名市の中学校教頭を経て三重県議2期務めた教育行政の専門家です。旧民主党系の地盤を継承しつつ、立憲民主党県連の参院選挙区第1総支部長として準備を進めてきました。政策面では子育て支援や地方の人口減少対策を訴え「人口減少が待ったなしなのに、子どもすら支えきれない政治をこのまま続けていいとは思えない」と現政権を批判。野党側は事実上小島氏に候補を一本化しており、国民民主や共産など他党支持層からも幅広く支援を受けています。支持政党としての立憲支持層は12%程度と自民に及ばないものの、無党派や他の野党支持層をまとめあげており、序盤情勢では吉川氏を僅差で上回りました。小島氏自身もSNSで積極的に情報発信して支持拡大を図っており、Instagramで約1,200人のフォロワーを抱えるなど一定の発信力があります。また街頭演説では地元出身の立憲看板議員や旧民主党の元職らが応援に駆け付け、“民主王国奪還”をアピールしています。組織戦の点では吉川氏に劣るものの、「政権批判票」の受け皿として支持を広げているのが強みです。
  • 難波 聖子(参政党新人、45歳): 桑名市在住。参政党は前回参院選(2022年)で台頭した保守系新党で、難波氏はその三重県支部長的立場(国政改革委員)として擁立されました。企業経営等の経歴が伝えられています(詳細な略歴は報道に乏しいものの、「日本をあきらめない」「日本人ファースト」のスローガンを掲げる演説が特徴)。主張は保守色の強いもので、「日本人の生活と国益を守る。景気回復のため大胆な減税で国民の手元にお金を増やす」と訴え、与党に不満な保守層や政治意識の高い層にアピールしています。SNSやネット動画を駆使した選挙戦を展開しており、参政党三重支部のInstagram投稿では難波氏関連の投稿に1000件超の「いいね」が付くこともあるなど、オンライン上で熱心な支持者を持つ様子がうかがえます。X(旧Twitter)の公式アカウント(@seikonamba_)でも積極発信してフォロワーを増やしており、参政党支持者ネットワークによる拡散力は侮れません。序盤情勢で難波氏は**「吉川氏とともに懸命にリードを追う」**位置付けとなっており、得票率にして20%前後、約10万票規模を獲得する可能性があります。本来なら保守票は吉川氏に流れるところ、難波氏がこれを奪っているため、吉川陣営にとって大きな脅威です。もっとも議席獲得ラインには届かないと予想されますが、“台風の目”として最終盤まで存在感を示すでしょう。
  • 橋本 博幸(NHK党新人、42歳): 政治団体NHK党(旧NHKから国民を守る党)の公認候補。会社員などの経歴と報じられています。NHK受信料問題の解決を掲げ、「NHK問題で困っている人の問題を解決していく」と主張しています。いわゆる諸派扱いでメディア露出や組織力は限られますが、NHK党は一定の固定票を持っており無視はできません。前回2019年も同党候補が約4万票(約5%)を獲得しました。今回は参政党など他の新勢力台頭により埋没気味で、橋本氏自身SNSの目立った展開も見られません。ただ、選挙区内を軽自動車で遊説するなど地道な活動を続けており、NHKスクランブル化支持層や一部プロテスト票を集める可能性があります。予想得票は数万票規模(約2万票前後)と見込まれ、大勢に影響は及ぼさないものの、接戦時には僅差の行方を左右する可能性もゼロではありません。橋本氏の得票は主に無党派層の中でも既成政党不信層からと考えられ、これが吉川・小島両氏どちらにより不利に働くかも注目点です(一般には与野党どちらからも等しく流出するとみられます)。

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SNS・ネット動向:オンライン戦略と支持拡散

各候補はSNSやインターネットを駆使して選挙戦を展開しており、その発信力の差が支持動向にも影響しています。

  • X(旧Twitter): 吉川ゆうみ氏は公式アカウントを持ち、フォロワー約4,700人と三重候補中最多のフォロワー数です。日々の遊説予定や活動報告を投稿し、岸田総理来訪時の様子なども動画付きで発信。これに対し小島とも子氏はXでの存在感は大きくなく、主にInstagramやFacebookに注力しています。難波聖子氏は参政党支持者による拡散が活発で、ハッシュタグ「#なんば聖子」とともに政策主張動画が頻繁に共有されています。橋本博幸氏はSNS上の活動量は限定的で、大きな話題にはなっていません。
  • Instagram: 吉川氏はフォロワー約1,800人を抱え、選挙活動の写真や短い動画をストーリーズで発信。企業や保育園を訪問した様子など地道な活動をアピールしています。小島氏も約1,200人のフォロワーがあり、県議時代からの支持者に向けて「希望が持てる社会に!」と題した政策メッセージ画像を投稿。支持者との交流もコメント欄で行い、教育現場の経験を活かした発信で共感を集めています。難波氏は参政党三重支部のインスタを通じた発信が特徴的で、先述のように投稿に数百〜千件規模の「いいね」が付くなど、オンライン上の支持熱が極めて高いです。参政党はYouTubeやTikTokにも力を入れており、難波氏関連の動画クリップが支持者によって拡散されています。
  • YouTube: 地方テレビ局や新聞社も候補者の第一声や討論の動画をYouTube配信しており、例えば地元メ〜テレ(名古屋テレビ)の「参院選三重選挙区 公示第一声」動画は公開4日で約6千回再生されました。これは有権者の関心が比較的高いことを示し、コメント欄でも三重県の情勢に議論が見られます。候補者自身の公式動画では、吉川氏が国政報告会の録画をアップし政策説明、難波氏は参政党本部制作の動画で露出、小島氏も短い演説ダイジェストを公開しています。それぞれ再生回数は数百〜数千規模ですが、ネット上でも三重選挙区の話題性はそこそこ高く、特に参政党支持者が積極的に動画を共有・コメントして盛り上げている状況です。
  • Facebook等その他: 吉川氏や小島氏はFacebookでも支持者向けに活動報告を詳細に投稿しています。特に吉川氏は毎日数回ペースで写真付き投稿し、地元後援会との交流、企業訪問、他候補(同日選挙の比例候補など)への支援訴えなど幅広く発信中です。小島氏もFacebookで教育者ネットワークへの訴えかけなどを展開。年配層には新聞・テレビと併せてFacebook情報も影響力があります。難波氏についてはFacebookの存在は確認できませんが、支持者グループが独自に難波氏を応援するページを作り情報交換している様子が見られます。NHK党の橋本氏はネット上の情報発信が限定的で、党本部のYouTubeチャンネル「NHK党ちゃんねる」で名前が触れられる程度です。

総じて、SNS・ネット発信では吉川氏が知名度にものを言わせ堅実な情報発信、小島氏が支持者との双方向交流、難波氏が熱量のある支持者主導の拡散という違いがあります。このオンライン上の勢いは、参政党の難波氏が一見優勢に映りますが、実際の投票行動に直結するかは不透明です。ただし無党派層・若年層の一部はSNSで流れてくる情報に触発されることも考えられ、難波氏の10万票予測にはこうしたネット口コミ効果も織り込みました。

街頭戦・組織戦とメディア露出:最後の追い込み

現地三重県では候補者らが県内各地で街頭演説や個人演説会を精力的に行っています。自民党の吉川氏陣営は組織戦の強みを最大限発揮し、県内の国会議員や県議・市町村議ら総動員で支持固めを進めています。公明党や経済団体からの推薦も取り付けており、各企業や団体を通じた票の取りまとめが行われている模様です。7月上旬には岸田首相が津市入りして吉川氏応援演説を行い、地元紙にも大きく報じられました(岸田氏は「三重から吉川さんを引き続き国政へ送ってほしい」と訴え、聴衆から拍手を受けました)。また高市早苗氏が5月に県連大会で講師として招かれ、保守層の結束を呼びかけるなど応援に駆け付けています。こうしたビッグネーム投入は組織の士気を高めるとともにメディアにも露出し、有権者へのアピールとなっています。

一方、野党統一候補の小島氏陣営も組織戦を展開。立憲民主党だけでなく、国民民主党・日本共産党・れいわ新選組なども自主的に候補を立てておらず、各党の支持層に小島氏支持を呼びかけています。連合三重など労働組合勢力も支援に回り、教職員組合や自治労出身の支持者ネットワークが電話作戦や戸別訪問で奔走しているようです。街頭には立憲の泉健太代表や元首相の野田佳彦氏なども応援に入り、「オール野党で勝利を」と訴えています(報道によれば*「野党候補は事実上一本化された」との指摘*もあり、組織側の足並みは揃っています)。小島氏自身、県議時代に培った教育・子育て世代の繋がりを生かし、保護者ネットワークやPTA関係者にも支持を広げています。地元紙では「政策通の県議経験者」と紹介され、信頼感を打ち出しているのも追い風です。

参政党の難波氏は組織というよりボランティア有志の集まりで戦う形です。参政党は全国的に固定ファンを持ち、三重県内でも有志が選挙期間中自主的に集まって難波氏の街頭演説を支える姿がSNS等に投稿されています。街宣車で県内を巡る難波氏に数十人規模の聴衆が集まる場面もあり、特に子育て世代や20~40代の男性層で一定の共感を集めているようです。もっとも後援会や労組といった従来型組織がないため、票の掘り起こしには限界もあります。最終盤には参政党の神谷宗幣代表が応援演説に入り、党勢拡大を図っています。

NHK党の橋本氏はほぼ一人選挙に近い戦いで、政見放送やポスター掲示といった最低限の活動以外は目立った動きがありません。街頭演説も聴衆がまばらな状況と報じられ、知名度も低いため得票は限定的でしょう。組織票はなく、NHK受信料不満層などからどれだけ票を得られるかが焦点です。

地元メディアの報道量にも差があります。与野党一騎打ちの様相から、NHK津放送局や伊勢新聞などは吉川氏VS小島氏を中心に情勢を伝えています。参政党については「台風の目になるか」と紹介される程度で、NHK党はほとんど触れられません。テレビ討論会等も開催されましたが、討論でも吉川・小島両氏に話題が集中し、難波氏と橋本氏は埋没気味でした。ただ、その討論会動画がYouTubeで公開されると参政党支持者が難波氏発言部分を切り抜き拡散する動きもあり、メディア露出を補完しています。

政党支持動向と争点:与党逆風、野党結集の構図

政党支持率の面では、序盤調査で示されたように自民党が約20%でトップ、公明党も含め与党支持層は約1/4程度存在します。一方、野党側は立憲民主党12%、国民民主4%、共産・れいわ等合わせても二桁台後半にとどまります。しかし無党派層(支持政党なし層)が非常に多く、その動向が勝敗を決めます。直近の内閣支持率は低迷傾向にあり、経済物価高や長期政権の緩みへの批判から**「チェンジ」志向が無党派層に広がれば野党有利**となります。まさに今回、小島氏は「政治をこのまま続けさせていいのか」と政権批判を明確に掲げ、無党派層に訴えています。

争点としては、物価高対策や子育て支援、地方活性化など身近なテーマが中心です。吉川氏は与党の経済政策の継続を訴えつつ、地元インフラや産業振興など個別課題で実績を強調。岸田政権の掲げる「異次元の少子化対策」に連動した地方の子育て支援策などもアピールしています。小島氏は教育現場の経験から少子化対策や教育予算の充実を強調し、立憲民主党の公約である所得格差是正や原発ゼロなども訴求。難波氏は保守票を狙い消費税減税や防衛力強化などを掲げつつ、既成政党批判を前面に出しています。橋本氏はNHK受信料問題の一点突破で、争点を他に広げる動きはありません。

全国的な追い風・逆風も重要です。岸田政権は支持率低下傾向で、特に若年層・都市部で不人気と言われます。ただ三重県は都市と地方の中間的性格で、農林水産関係者など保守基盤も厚く、必ずしも全国政局だけでは動かない側面があります。むしろ地元の経済・雇用や災害対策など生活密着型の争点が重視される土壌です。吉川氏が12年間の地域インフラ整備実績を強調するのはそのためであり、与党議員として地域予算を取ってきたアピールが効く層には依然強力です。一方で、近年の物価上昇やコロナ禍の影響で生活不安が高まった層は「このままではダメだ」という変化志向を持っており、それが小島氏支持に繋がっています。

また、三重県内ではリニア中央新幹線計画や中部国際空港二本目滑走路問題など広域インフラ論点もあります。吉川氏は政府与党の立場から前向き姿勢、小島氏は環境・財政面から慎重姿勢でスタンスが分かれ、支持層の産業界・環境団体で明暗が出ました。細かな争点ごとの支持動向も読みづらさを増す要因です。

予想総括:激戦の行方とカギを握る要素

以上の分析を総合すると、小島とも子氏が僅差で吉川ゆうみ氏を上回り、野党が12年ぶりに三重の議席を奪還する可能性が高まっています。予想獲得票数では小島氏34万票・吉川氏32万票程度としましたが、依然誤差の範囲とも言える接戦です。勝敗のカギを握る要素として、以下の点が挙げられます。

  • 無党派層の最終判断: 序盤で半数が態度未定とされる無党派層が、直前の情勢報道や各候補の訴えをどう受け止めるか。政権批判票が野党に流れれば小島氏有利、景気や地域実績評価で与党支持が上乗せされれば吉川氏が巻き返す可能性があります。
  • 参政党・難波氏の票行方: 難波氏がどこまで票を伸ばすかで吉川氏の得票が左右されます。参政党票は従来自民支持層や保守層からの流出が多いと見られ、仮に難波氏が予想以上(例えば15万票超)を獲得すると吉川氏の当選圏脱落が現実味を帯びます。逆に参政党支持熱がネット中心で実票に結び付かない場合、吉川氏はもっと票を確保するでしょう。
  • 組織票の固さ: 自民・公明の組織票は確実に吉川氏へ投じられる見通しですが、その固さが鍵です。過去選挙で自民候補が得た約38万票を再現できるか、あるいは不祥事報道等で一部離反が起きるか。立憲を中心とする野党連携も支持者をどれだけ組織的に動員できるかに成否がかかります。
  • 投票率: 前述の通り投票率の上下も重要です。一般に接戦が報じられると有権者の危機感から投票率が上がる傾向があります。支持固めに長けた組織票は投票率が上がっても比例的に増えますが、無党派層の動員次第では波乱要因となります。予想では投票率微増としましたが、もし55%台後半まで伸びるようだと野党側に有利に働く可能性があります。

最後に、本予想は情勢に基づく推計ですが、選挙は最終盤の動きで結果が覆ることもあります。現職の吉川氏が地盤・看板・カバン(三バン)の総力戦で巻き返し、逆転当選を果たすシナリオも十分あり得ます。一方で小島氏側も「12年ぶりに民主王国復活」を合言葉に結束を強めており、終盤戦の盛り上がり次第ではリードを広げる可能性もあります。参政党・難波氏は議席には届かずとも**「勝敗を左右する存在」**として注目され、NHK党・橋本氏は泡沫候補に甘んじる見込みです。

総合的に判断し、本稿では小島とも子氏の当選を有力と予想しました。しかし僅かな票差で結果が決まる可能性が高く、有権者の一票一票が勝敗を決める緊迫の選挙戦となっています。投開票日まで目が離せない情勢です。

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